生成AIの授業をマイクラを題材に実施
教室では「生成AI」の授業を実施しています。「最新の技術に、いち早く触れて、どのようなものか実感して欲しい」という講師の考えから、レッスンに取り入れています。
3、4年生の授業ではスクラッチで「◯✕クイズ」をプログラミングする際にクイズの問題をChatGPTに考えてもらったりすることから始めています。最新の技術を身近なものに感じてもらうことをねらいとしています。
5年生以上の高学年の授業では「マインクラフトの世界にプログラムで建造物を建てる」ことを題材として、ChatGPTにPythonのプログラ厶を書いてもらいます。できあがった建物は自分の想像と違っていたり、想像を超える変なものができたり、とんでもない欠陥住宅ができあがったりします。その度、ChatGPTに修正をお願いするのですが、なかなか思い通りになりません。この授業ではChatGPTなどの「生成AI」には得意なこと、不得意なことがあり、それを理解して上手に利用する必要があるということを学びます。
「生成AI」は、現在急速に発展している技術で、様々な場面で利用されています。しかし「生成AI」を使えば何でもできるわけではなく、上手く利用するためには、その分野の知識が必要です。例えばプログラミングの分野なら「生成AI」が書いたプログラムが正しいかどうか、間違っているならどこを直せばよいかが判断できるぐらいの深いプログラミングの知識が必要です。
「生成AI」の技術が進んでも、プログラミングの習得が不要となることはなく、むしろ更に重要になっていくと考えられます。
たのしいプログラミング教室では、このような最新の技術をたのしく学べるように、子どもたちが興味を持てるような題材を試行錯誤しながら工夫して作り上げ、レッスンに取り入れています。